October 2007
WEBよりも写真集が数倍すごい。もっと凄いはずのオリジナルプリントが欲しくなる。
今日は大阪で活躍中の、今後世に名を残すと確信している写真作家:兒嶌秀憲さんから借用しているMamiya C330+105mm/3.5を使い倒す日と決めていた。
そこそこのスローシャッターも切れるであろうと確信していたので、フィルムをいつものTri-Xではなく、Plus-XをEI100で使用することに。
帰宅後現像の為にパターソンのプラスチック製リールに巻き込もうとしたら、フィルムベースが薄いのか、巻き始めに難儀する。。。
Tri-Xとは他にこんな違いが
・現像時間が短い
・現像完了時、フィルムがピンク色になるTri-Xと比べると、Plus-Xは透明に近い
・ネガを観た限りでは、ハイライト・シャドーにはTri-Xほど再現性は無いようで、コントラストが高いネガが出来上がってしまうよう。
*今日は写真展巡りをしながら撮影。沢山の魅力的な写真をギャラリーで観る事、機会があればその作家さんと会話をする事、これらは自分の暗室作業にとって最大の勉強法のひとつ。
現像力
フィルム現像時の現像液、原液→繰り返し使用。
以前、D-76を常用していたときには最初2本はメーカーデータ通りで大体適正。
その後の2本は液温20℃の場合で1分くらい時間を延ばして大体適正。
しかし、5本目以降はどんなに現像時間を伸ばしてもコントラストが低下する傾向が。
最近はX-tol原液使用。
最初2本は現像過多気味になる。(メーカーデータ通りで)
以降6本、合計8本まではなんと大体適正・安定。
9本目以降は突如現像力ガタ落ち。
フィルム現像時の定着作業は、4分・繰り返し使用・8本までを厳守。何故だかこの3つの決め事を破った場合、4分未満とか9本以上繰り返し使用するとかで必ずフィルムが定着不足、定着ムラの発生をおこす。メーカーデータは2~4分、20本とか記載されているけど、ダメみたい。癖かな・・・
今日の記述は、使用フィルム:Tri-X(400TX) 120の場合です。(常用)
お世話になっている都内某中古カメラ店にて、LPLの中古のディロール(フィルムローダ)を発見。新品からすると当然お安くなっております。
FUJI FILMですら製造を中止した100ft缶、PenS3.5+Tri-Xの為に購入すべきか?
でも、本当に欲しいのは、あの素敵な空き缶だったりする…(缶の画像は見つからず…)
・Tri-Xのフィルムベースが現像後、ピンク色になるのを嫌がる人がいるし、現実僕も嫌だったが、もうそういうものだと諦めた。
・かえってT-MAXの黒々としたハイライト(フィルム上では濃い部分)と、素晴しく透明なシャドー部(フィルム上ではスヌケの部分)には何もディテールが残っていないんじゃないかとやや不安。
・ただ、最近のTri-Xに稀に製品不良ではないかと思われる小さなスポットが発生することがある。大丈夫か??
これからはrainman.comの中でも暗室関連についてはコチラに。
まず最初にフィルム現像について
・使用タンクはパターソン
・使用フィルム:Kodak Tri-X 135 及び120
・使用現像液:半年前くらいまではD-76 現在はXtolを原液で使用
・使用停止液:水のみ
・使用定着液:ILFORD HYPAM FIXER 1:4
・前浴は水で。ドライウェルは使用せず。水洗はタンクに水を注ぎながら回転棒を40回まわす→排水→同様に水を注ぎながら10回まわす→排水後同様に20回まわす→排水後同様に40回まわす→排水後もう一回40回まわす→おしまい
・フィルムを吊り下げてスポンジでゆっくりゆっくり水滴を拭う
・乾燥
・一番大事といわれている液温管理は真面目にやっていません。28℃でも現像時間を短縮してやっちゃうし、メーカーのデータシートに無い16℃でも予測してやっちゃいます。でも現像の基本温度が20℃ということは知っているし、散々経験しているのでいつでもそこに戻れる様にはなっている。バシバシ撮ってきたスナップに滑らかなトーンは別に期待していないし、現像過多気味のネガならプリントでどうにかなる。逆に気合を入れて撮影した家族のポートレートなんかは、一発入魂で液温管理をしっかりやります。
自分にとって大事なのは、完璧なネガ作りに多くの手間をかけるよりも、いかにストレスなくフィルム現像を行う事。「条件をそろえられないからネガ現像は今日はやらない」という気持ちになることを一番恐れている。